Skin52とは、さまざまな原因で変化した皮膚 - ストレッチマーク(肉割れ・妊娠線)、ケガやヤケドの傷痕、手術痕、白斑症などに対し、周囲の皮膚に近いトーンの色素を注入して目立ちにくくする、韓国発の新しいメディカルアートメイクです(※)。
皮膚の色ムラを軽減することで、見た目の改善とともに精神的な満足・安静が得られるため、QOL(Quality Of Life; 生活の質)の向上が期待できます。
専用の測定器によって測定した肌のトーンを、AI技術が搭載されたアプリによって解析し、最も適した色素を選択・配合します。人間の視覚に頼らない科学的アプローチによる色素選択により、より正確に色素の選択が可能であり、あらゆる人の肌のトーンに最適な色素での施術を実現します。
(※)メディカルアートメイクは、色ムラの原因となる状態を治したり無くしたりするものではありません。
ストレッチマークは英語圏の通称名であり、日本では一般的に“肉割れ”や“妊娠線”と呼ばれています。
皮膚は、表面の薄膜状の「表皮」と、弾力を保つ土台となっている「真皮」の2つの層からできています。何らかの原因によって皮膚が急激に伸びた際、真皮の組織が裂け、ひび割れのように見えるのが肉割れです。
肉割れの幅は数mm、長さは数cm~十数cmのものまであります。下腹部や太腿の外側、お尻、乳房など脂肪がつきやすい部分に多く発生しますが、この他、二の腕や腰、ふくらはぎなどにも発生することがあります。
一般的には、妊娠が原因でできた肉割れは“妊娠線”と呼ばれています。
妊娠すると急激に体形が変わることが多いため、そのスピードに真皮がついていけず妊娠線が発生します。また妊娠中は副腎皮質ホルモンが増加することによりコラーゲンの生成が抑えられ、肌の弾力が失われるのも肉割れができやすい要因となっています。
主に下腹部に発生しますが、乳房やお尻に発生することも多くあります。
急激に脂肪がつき、脂肪が真皮を押し広げるため、肉割れが発生します。脂肪の多いお腹やお尻、太もも、膝の裏などに多く発生します。
思春期の急激な成長や偏ったトレーニングなど、組織の発達により肉割れが発生することがあります。
真皮には肌の弾力を保つためのコラーゲン線維が豊富に存在しています。しかし、年を重ねるごとにコラーゲンの量が減少し、強度も弱まるため、軽微な刺激でも真皮が裂け、肉割れが生じることがあります。
ストレッチマークの初期症状は、赤みがかった線として現れます。時間経過とともに、徐々に白色に変化し、軽度の凹みやシワを作りながら萎縮した皮膚になっていきます。
初期のストレッチマークの場合、クリームやオイルの塗布、照射系治療などで改善がみられる場合がありますが、白色のストレッチマークでは効果が得られにくいとされています。
※ケロイド、炎症や色素沈着を伴う傷痕、発生から1年未満の傷痕は施術適応外となります。
白斑とは、皮膚の色が白く抜けていく病気です。
白斑の原因は、はっきりとわかっていませんが、自己免疫反応(メラニン色素を作る細胞に対する攻撃)などが考えられています。20%~30%が家系内発症で、遺伝的関与も示唆されています。
日焼けやケガなどの物理的刺激によって発症・拡大することがあり、また、精神的ストレスが引き金となることもあるとされています。
白斑の場合、施術の刺激により症状が増強する可能性があるため、事前のカウンセリングで施術の可否を判断させていただきます。
医師によるカウンセリングで施術ご希望部位の診察を行います。
カウンセリング後、施術のご予約を承ります。基本的にはカウンセリングと別日の施術ご予約となりますが、カウンセリングと同日の施術をご希望の場合はクリニックまでお電話でご相談ください。
受付にてお会計をお済ませいただいた後、担当看護師がお部屋へご案内いたします。施術後の注意事項などについて説明がありますので、心配な点や不明な点がありましたら、気兼ねなくお尋ねください。
施術部位の写真撮影と、範囲の確認、マーキングを行います。
施術は、麻酔無しでも痛みは少ないですが、ご希望の方には麻酔クリームをお付けすることも可能です(別途追加料金がかかります)。
専用の測定器で肌のトーンを測定します。施術範囲にもよりますが、10~60分ほどで終了します。
アフターケアの保湿クリームを塗り、透明の保護シートを貼付しご帰宅となります。保護シートは、2時間後に必ず剥がしてください。
施術内容 | 色が抜けた傷痕に、周囲の皮膚の色に類似した色素を注入し、傷痕を目立ちにくくします。 |
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施術時間 | 約10~60分(部位・範囲による) |
麻酔 | 基本的に不要 不安な方にはオプションで表面麻酔のご用意があります(別途料金がかかります) |
ダウンタイムの症状・期間 | 数日~1週間程度は腫れ、内出血、赤みが生じることがあります。 (施術後の経過には個人差があります) |
洗顔・シャワー・入浴 | 当日は施術部位を濡らさないでください。 シャワーは翌日から可能です。 入浴、激しい運動、温泉、サウナなど代謝が上がるような行為は、しばらくの間お控えください。 |
リスク | 腫れ,痛み,内出血,血腫,感染,違和感,左右差,白斑の悪化など |
ストレッチマーク(妊娠線・肉割れ) ヒップ(両側)・腰・太もも・下腹部・胸・二の腕(両側)・ ふくらはぎ(両側)※手の平2枚分ほどが目安 |
リタッチ1回込み(3ヶ月以内) | ¥165,000 |
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3回目以降 | ¥77,000/回 | |
傷痕修正(リタッチ1回込み) | 3×3㎠ | ¥66,000 |
5×5㎠ | ¥88,000 | |
3回目以降 | 半額 | |
その他 | 要相談 | |
オプション | 表面麻酔(クリームorテープ) | ¥5,500 |
A.初回のご料金にはリタッチ1回が含まれており、3ヶ月以内のリタッチが可能です。色味の持続期間には個人差がありますが、1年~1年半毎のメンテナンスをお勧めいたします。
A.施術中は少しチクチクとした痛みがありますが、基本的に麻酔なしでも大丈夫な程度です。お顔など、部位によっては痛みを感じやすいため、痛みに弱い方や不安のある方には、オプションで表面麻酔のご用意がございます。
A.施術直後から赤みが生じますが、1週間程度で徐々に改善し、色素の発色が見られるようになります。シャワーは翌日から可能です。1日2回以上、ワセリン等で保湿し、摩擦などの刺激はお控えください。
A.ケロイドや炎症などにより赤くなっている部位、発症から1年未満の傷痕には施術できません。
A.入浴は1週間後から可能ですが、新陳代謝が上がると早く薄くなる可能性があります。
A.使用するインクには、微量ながら金属が含まれているため、レーザー照射により変色やヤケドのリスクがあります。レーザー照射や脱毛時にはSkin52の施術後である旨を必ずお申し出ください。